サイズ:A6
ページ:16ページ
印 刷:オフセットフルカラー
価 格:¥300(通販¥315)(おまけ付き。実験用のおまけ付きは¥600)
鉱物・標本カフェ開催日に合わせて発行予定です。
「鉱物倶楽部や手帖についての説明」、「鉱物に関する基礎知識について」を少し、
「各号にて取り上げる鉱物について」、鉱物・標本カフェおよびその補習として
カフェにて行う「理科時間の実験や観察の手引き」をその内容としています。
以下の※印は「鉱物手帖02螢石」の中のものと照合してお読みください。少しづつ書いていきます。
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螢石は強く熱することでどんなものでも蛍光します。 鉱物倶楽部02理科時間では、この螢石の蛍光実験を行いました。 まずは中国産螢石。これは鉱物手帖02に付録でつけている研磨した細かい粒です。 いろいろな色のものがあります。これらを数粒、試験管に入れて熱します。もともとの粒の色はいろいろでしたが、みな ライラックピンクに蛍光しました。 次はブラックライトでは蛍光しないニューメキシコ産の青色の螢石。 これも熱することでライラックピンクに蛍光しました。もとの青色と蛍光色は無関係であることがわかります。 その他、いろいろな産地のものを熱しましたがどれも蛍光しました。 次に鍋にイギリス産の螢石を入れました。 パンパンと弾けて青色に蛍光しました。 カフェではカセット式コンロで熱したため、大きな金属製フライパンなどを使えませんでしたが、 ご自宅で実験される場合は大きなフライパン(透明な蓋のあるもの)のほうが見やすいと思います。 また、最後に勇気あるお客さまに、細かめに砕いた螢石を熱した鍋に撒いていただきました。 撒いたと同時に、鍋の中に銀河が広がりました(この様子はブログに載せています >>鍋の中の銀河)。 鉱物手帖02ではオプションで試験管に入れた螢石(中国産蛍光螢石)をつけています。 ご自宅で実験される場合は、試験管に1欠片だけ入れて、耐熱防火の鍋つかみなどで試験管の上のほうを持って、 石の入っている下部分をコンロで熱してください。 この時にパンパンとはじけます。口から飛び出すくらいに弾けますので口から出ないような持ち方をしてください。 やがて光りはじめます。コンロの明るさがじゃまな場合もありますので、火からはずして暗いところで蛍光を確認してください。 十分に熱して蛍光させたものは、再度熱しても蛍光することはありません。 |
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